2008年に創設された日本で有数のアプリ開発会社であるココネ株式会社(以下、ココネ)。2020年10月にはソーシャルゲームの『リヴリーアイランド』を取得し、2021年にスマートフォン向けアプリとして配信開始しました。
ココネは、Lunaのテクノロジーとメディアチームからのアドバイスを活用したことによって、データ集計にかかっていた時間を減らし、ユーザー獲得チームとデザインチーム間のコラボレーションが改善され、目標CPIより20%減少させることができました。
この記事では、ココネのクリエイティブデザイナーである中野 佑里氏が、Lunaのプラットフォームを使い始めた理由とその効果についてご紹介します。
データ集計時間を大幅に削減し、分析精度を向上
私たちの社内で各プロダクトのプロモーションを担当するデザインチームには限られた人数のデザイナーしか割り当てられていません。そのデザイナーがウェブ広告制作からクリエイティブのデータ分析まですべてを担当しています。私たちのデザインチームはデータの定量的な分析に関して集計ツールなどが不得意で使いこなせていない点も大きく、クリエイティブ関連のデータを集計するために貴重な時間を費やしていました。結果として分析に多くの時間がかかってしまい、思うように詳細に分析することができませんでした。そのため今よりも効率的に広告のPDCAを回し続けられる、安定した環境構築が課題でした。
私たちがLuna Controlを使い始めたのは6ヶ月前のことです。Lunaのチームは1ヶ月かけてLuna Controlのプラットフォームの使い方に関するトレーニングを実施し、広告チャネルを統合してスムーズなデータ連携をしてくれました。そのおかげで、ストレスなくプラットフォームを統合することができ、今後大きな問題に直面することがないようになりました。そして、私たちのパフォーマンスレポートに関連性の高いデータを使ってダッシュボードをカスタマイズしました。
Lunaのプラットフォームは画面UIが洗練されており、デザイナーでも感覚的に操作を行うことができました。複数のツールを併用することなく、1つのツールで全てのチャネルの広告クリエイティブ分析を行うことができるようになりました。手軽さ、操作性の良さから日常的にデータを確認するようになり、以前よりもデータドリブンな分析ができるようになったと感じています。
「Luna Controlのプラットフォームはデータ集計にかかっていた時間を劇的に減らしてくれたので、新たなクリエイティブの制作と既存のクリエイティブの改善に使える時間を増やすことができました。」
- ココネ株式会社, デザイナー, 中野 佑里氏
また、Lunaは時間の節約と効率性の改善に加えて、ユーザー獲得チームとデザインチームとのナレッジ共有も強化してくれました。
Lunaチームからの提案で、デザインチームが作るクリエイティブのビジュアル要素や特徴について、ラベル機能を使ったパフォーマンス分析をするようになりました。具体例として「キャラクター」のラベルについての発見がありました。他要素のラベルと比較し「キャラクター」がよりユーザーエンゲージメントを高めることが分かったので、この結果を活用しさらにABテストを行い、調査を進めました。このように、感覚的なイメージをラベルを通して他者へ言語化して共有することができ、上手くいったこととそうでなかったことをユーザー獲得チームに共有することができました。
さらに、Lunaのランキング機能を使えば、クリエイティブのパフォーマンスを素早く把握できるので、どのクリエイティブを残すべきかを、推測で判断する必要がなくなりました。担当領域が異なるデザイナーとユーザー獲得チームでは、どうしても僅かな視点のズレが生まれると感じています。そのズレを最小限に抑え、同じ視点に合わせてくれる便利な機能だと感じています。
適切なクリエイティブのローカライズにより目標CPIから20%抑制
最近、私たちは新しく海外市場にキャンペーンを拡大したのですが、適切なクリエイティブのローカリゼーションについて懸念を抱えていました。Lunaのプロフェッショナルなメディアチームはそういった懸念を理解してクリエイティブのレビューや具体的なアドバイスを提供してくれたので、新たな市場におけるCPI目標を達成できただけでなく、目標にしていたCPIよりも20％安くユーザーの獲得に成功しました。
導入を通して、Lunaチームからの非常に丁寧で迅速な対応に感謝しています。
「彼らの定期的なレビューやグローバルな視点でのフィードバックなど、非常に手厚いサポートのおかげで、新たな気づきを得ることができています。」
- ココネ株式会社, デザイナー, 中野 佑里氏
今後もLunaのプラットフォームを使って新しい可能性が開けることを楽しみにしています。
